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清涼な空気。わたる風。
ネパールを臨む広い空。緑豊かな峰々。足下には晩秋の強い陽射しに照葉を輝かせ、どこまでも続く茶樹の茂み。その隙き間に咲く紫の野生のアゲラタムの花々。心地よい風がヒマラヤのこけのにおいを運んでくる。
そう、私ははるばると海を越えて、インド最北東部に位置するダージリンの地にやってきた。ひたすら秋摘みのダージリン茶に逢いたくて。
標高2000メートルから2500メートルまでの急斜面には、86ヵ所もの茶園(エステート)が点在する。そこで栽培されている高品質の茶葉のみが「ダージリン・ティー」の命名を許されている。
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ジープで茶園に向かう途中。道路の両側には茶畑が広がっている
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